タラレバと家計と掃除機

2012.12.5|お金のスキルを向上させよう!

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今日は家計のことを書いてみようと思います。
著書にも書いていることですが、偉そうなことを言うつもりはありません。
一昨年、我が身をもって「う~ん、やはりそうなのだな~」と実感したことを、改めて書こうと思います。


家計コンサルティングの際に、お客様から、
「・・・になったら」
という言葉が出ることが非常によくあります。

「子供が学校に行くようになったら」
「卒業したら」
「ボーナスが出たら」
「給料が上がったら」
「定年になったら」
「住宅ローンが終わったら」
「年金が出るようになったら」

いずれも、続く言葉は
「家計が楽になるのに」。

しかし実際は、そうはならないんですね。
この仕事を16年やっていますから、「・・・になった後」の家計もたくさん拝見しています。
しかし、その時はその時で、不思議と、別の出費項目が発生しているものなのです。
そして、その結果、楽になるどころか、昨今の経済事情の影響もあって、むしろ以前よりも厳しい状況になってしまうケースの方が多いように思えます。

かく言う私も同様でした。
2年前のことです。
「ここ何年かは収入を増やす努力をしていないながらも、まあ無事に生活できているから大丈夫」と少々油断していたら、思わぬ出費に見舞われてしまいました。
私の約40日間の入院、母の葬式、息子の高校入学の出費が同時にやって来たのです。

まあ、母の葬儀は仕方ありません。
自分の入院は、仕事柄、保険でしっかり準備をしていました。
息子の入学も予定のことです。

それでも、40日間も入院すれば、その間の仕事は極端に制限され、収入は激減します。
だから、「退院したら、出費を抑えて、しっかり仕事をしよう。そうすれば家計は元に戻る」と思ったのです。

ところが、意に反して、そう簡単には行きませんでした。
その数年前に購入した物や服が、一気にヘタって来たのです。

最初はエアコンでした。
記録的猛暑の中、家の仕事部屋のエアコンから、生温かい風しか出なくなったのです。
網戸のない部屋なので窓も開けられず、室内の温度は40度になろうとする中で、仕事などできるはずもありません。
幸い、買い換えではなく修理で済みましたが、あろうことかその直後に、店のエアコンも効かなくなったのです。

こういうことは一度に押し寄せるようです。
炊飯器の蓋が壊れて外れ、電子レンジは不気味な音を発するようになり、掃除機の吸い込みも急に悪くなりなりました。
さらには、お金に余裕があったからこそ出来た「お任せ購入」の服も、ダメージジーンズのひざの穴が大きく裂けてきたり、ジャケットやシャツの袖口がすり切れてきたり、襟のレザーがはがれてきたり・・・。
さらには外出用のパンツを炭で焦がしたり・・・。
下着や靴下はすべてバーバリーでしたが(見栄や好みで購入したのではなく、驚くほど安く購入できたのでまとめ買いしたものです)、それらの在庫もほぼ尽きてしまいました。
そして、ノートパソコンの「2」と「Ctrl」キーが効かなくなりました。

いずれも、安易に買い換えることなく、最小限の出費で乗り切ったつもりですが、しかし、出費が発生したことは明らかです。
そして、2つの会社の決算費用と法人税、固定資産税(家と店)の支払期限も否応なくやって来ます。
その結果、「退院したら・・・」の思いも空しく、家計が少しも楽になっていないことに気付いたのです。

まあ、こういうことがあると、「物を大切に使おう」とか、「あるもので間に合わせよう」とか、「イイ気になってはいけないぞ」といった意識が芽生えますから、それはそれでよい事なのですが、同時に、やっぱり、「・・・になったら」は、そうはならないものだと改めて認識した次第なのです。


さて、色々なものが壊れて来ても、買い替えはせずに済ませましたが、掃除機だけは新しいものが欲しくなってしまいました。
他家で掃除機を使わせていただく機会があり、その使いやすさに驚嘆し、物欲の少ない私でも、「新しいやつ、欲しい!」となってしまったのです。

「掃除機が新しくなったって、掃除しなかったら意味ないんだぞ」
「でも、掃除機が新しくなったら、掃除も楽しく、楽になるぞ」

当時は、この二つの思いの間を、行ったり来たりしていましたが、結局は買わずに今に至っています。
紙パックの替えがなくなったら、サイクロン式のヤツを買おうと思います。


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