相続税が10分の1、そして2倍?・・・事例(3)

2012.12.6|円満・円滑。賢い相続対策

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もう15年ほど前に仕事仲間が経験した事例です。

東北地方のある町で相続が発生しました。
多大な不動産を所有していた人の相続でした。
相続人が払った相続税は約7億円だったそうです。
計算をしたのは、先代からの古い付き合いの顧問税理士の先生。

しかし、それを聞いた私の仕事仲間は、「えっ? そこまでの相続税になるのは、ちょっとおかしいのではないか?」と思いました。
彼は税の専門家ではありませんが、長く金融関係の仕事をしています。
その経験から、「都内のあそこで相続税が☆億円・・・東北あの町で☆億円というのは、何かの間違いではないか・・・」と、直感的に思ったそうです。

「類は友を呼ぶ」で、お人好しの私の仕事仲間ですから、彼もお人好し。
話を聞き、「それはおかしいのでは?」と思ったからには、放置しておけません。

そこで彼は、「もう一度、計算だけはしてみましょうよ」と、仕事仲間の相続に詳しい税理士さんを連れて行きました。
その人が計算したところ、相続税の額は、約7000万円!
驚くべきことに、10分の1ですよ!

それを聞いた相続人は、もちろん大驚愕!!!
当然のことながら、「更正の請求」を行いました。
「更正の請求」とは、わかりやすく言えば、「計算違いだったので、訂正します。こちらの正しい計算でお願いします」という申請です。

税務署さんは、残念ながら「ああ、そうですか」と納得してはくれません。
税務調査に入られたことのある社長さんなら、皆さん、ご存知でしょう。
いくらきっちりやっていても、何らかの「おみやげ」は必要になるものなのです。

結局、交渉の後、確定した相続税額は1億4000万円。
最初の7億円から比べれば5分の1です。
しかし、正しい計算による相続税との比較では2倍になります。

恐いですよね。
でも、実際にこういうことが起こり得るのです。
相続対策や相続税の計算は、相続に長けた、相続案件の経験豊富な税理士さんに依頼するべきなのです。
そうしないと、多額の「払わなくても済むお金」を払うことになってしまうかもしれません。

私の友人にもいましたね。
「相続税を250万円ぐらい払わなければならないんだよ!」と相談に来た人が。
その人の家は特に資産家でもないので、相続税が発生するなんて思ってもいなかったから、驚きますよ。
前の例とは桁が違いますが、でも、普通のサラリーマンですから、いきなり「250万円払え」と言われても困ってしまいます。

「とりあえず0円にはできるよ」と答えたら、友人、驚いていました。
知識のある方ならすぐにおわかりでしょうが、お母様がご存命なのです。
「その方法、教えて!」と言われましたが、「まあ、教えるけど、それは色々ある方法の一つ。ちゃんと、詳しい税理士さんに相談して、適切な方法を取った方がイイよ。今後のこともあるし」と答え、仕事仲間の税理士さんを紹介しました。

後日、彼は、
「いや~、危なかった。お前のところに話に来てよかったよ」と言っていました。
「税理士さんにきっちりやってもらった。結局相続税は0円。税理士さんへの報酬だけ。この後どうすればイイかもちゃんと教えてもらった」。
と喜んでいました。

250万円だって、デカいですからね。
払わなくて済むのに払ってしまうのは、大きな損失です。

ということで、相続の問題は、資産の大小に関わらず、専門知識を持った信頼できる人に依頼することが大切なのです。


多大な面倒とストレスの発生しがちな相続・・・
それを軽減・回避するための最大のポイントは「早期の準備」しかありません。
思い立った時こそ、絶好のチャンスです。
お気軽にご相談下さい。


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